お気に入りの「自分の椅子」を見つけるのが難しいのは、一つには「デザイン」と座り心地が必ずしも一致しないからである。「デザイン」とカギカッコを付けたのは、真のファニチャー・デザインは座り心地まで考慮したものでなくてはならない、と思うからなのだが、実際には見た目が美しくても座り心地がいま一つという、本質を外れた「デザイン」の椅子も少なくない。これはインダストリアル・デザイン史上有名な作品にもあることで、たとえば最近忠実なコピーが市販されているリートフェルトの彩色肘掛椅子や、マッキントッシュのハイバックチェアなども、「私の椅子」を探すという観点からは感心できない例である。
[参考サイトのご紹介]
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http://suumo.jp/chintai/osaka/ek_2000_showacho/
住道の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸
http://suumo.jp/chintai/osaka/ek_2455_suminodo/
これらはインテリアオブジェとしては確かに魅力的なので、デザインに関心が深い人に好まれる傾向があり、建築雑誌に掲載される住宅の写真の中にしばしば登場するのだが、あんなものに座ってはとてもじゃないがくつろげない。こういう写真に美しく写っている椅子の大部分は設計者の勧めによって購入されたのだろうが、飾りとしてならともかく、実際に使われ座られる椅子としてこの手のものを住む人に押しつけるのは、建築家としての職能倫理にももとると思うので、少なくともぼくはやらないことである。もっとも座り心地は満点だが見た目の形がイマイチというのも困る。